家電劇場:冷蔵庫編

冷蔵庫って数ある家電製品の中でも壊れにくいモノの筆頭なんじゃないかと思うんだけど、それはとりもなおさず、壊れたときのダメージが極めて甚大だったりもするということ。

ウチの冷蔵庫がなんとなく挙動不審に陥り始めたのは2月ごろ。思えば15年くらい使ってるし、もうそろそろ寿命でもおかしくないかなと思いつつ、だましだまし使っているうちにとうとう冷凍庫のモノがみんな溶け出す大惨事が発生。で、やむにやまれず近所の巨大ホームセンター(もっともこの国には巨大なモノしかないけどさ)で新しい冷蔵庫を購入したのが2月の終わり。その時点での納品日が確か10日後。長っ。

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で、納期予定日の前日に留守電が入っていて「明日のデリバリーはできません」とのこと。オイオイ、そんだけかよ。で、配達業者に電話すると、納期の遅れでモノがまだ倉庫に届いていない、と。いつ届くかわかんないから、オマエんとこに納品できる日も分からん、と。ゴネても仕方が無いので次の電話を待っていると、3日後に納品されるとの連絡が。それって買ってから2週間も経つじゃん…

そして納品当日。そもそも前回のように前日に確認の電話があるのがフツーなのに、何の音沙汰もなし。もう長年の経験でわかるのだが、これはもう悪い予感しかない。で、配達業者にまた電話すると、「オーダーは入ってるけど配達の予定がない」だって。これまた長年の経験でわかるのだが、その担当にいくら話をしてもムダなので、マネージャーに代わってもらうと、

「申し訳ないけど来週まで待って」

とのこと。更には

「アタシが責任もって前日に連絡入れるから」

ありがとう、頼りにするよ。

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で、再設定された納品日の前日。予想はしていたけど連絡など無く、なんとなくまたイヤな予感が。でも、あのマネージャーさんの落ち着いた口調に一縷の望みを託して翌日を待つことに。当日になって、Webのトラッキングステータスが変わらないので、再度電話。するとまさかの「記録なし」との返答が。オイオイ、いい加減にしてくれよ。ここで件のマネージャーが再び登場。

「システムに入力したアタシの記録がなぜか残ってないんです」

「でももうこれで二回目じゃん」

「一回目の遅延はアタシの落ち度ではありません」

「そりゃ分かるけど、我慢にも限度があるでしょ」

「それは非常にフェアな発言だと思います」

いやいや、この際フェアかどうかは問題じゃないから

で、なにやらいろいろと手配をし直してくれたようで、それでもそこからまた3日後になって、ようやく納品。買ってから届くまに3週間ってナニ。

それにしても古い冷蔵庫、壊れていたにも関わらずよくやったぞ、ジョー!